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Posted by ミリタリーブログ  at 

2009年07月28日

ウェットコンディション

昨日は朝から雨だったので、前日にバイト先の課長から「もし明日雨だったら休みね。」と言われていたのでバイト先に休みの電話を入れて、久しく完全な休日を手に入れ、ウハウハ状態w

で、朝から絵の色塗りをしたり三國無双をしたり、gdgd過ごしていた訳だが。

ところがどっこい、とある将来有望な走り屋からメールが来て、流れで近くのサービスエリアに行くことになった訳でw
MTBとシティサイクルという変な組み合わせでSAの裏まで行きましたとさ。

で、家からほど近いSAに着いてから彼の一言。

「長島のSA行かない?」

ちょwww遠いwwwww

まぁ、ここの所ちゃんと自転車トレーニングして無かったから良いトレーニングにもなるなと思い、ペダルを踏みだした訳である。
途中、5kmにも及ぶヒルクライムに行く途中であろう親しいロードレーサーの友達に会い、ロードバイクがますます欲しくなった訳であるが、ここはぐっと我慢して。

で、そんなこんなで長島に到着した訳であるが、まだまだ伊勢湾岸の高架橋は遠い。そこで途中でコーヒーブレイクもといジュースブレイクを挟み(自販機でマウンテンデューを見つけて感動w)、バイト先の近くの海岸で水平線と伊勢湾のオーシャンビューを見渡し、またまたペダルを踏みだして長島SAに到着。


↑道中発見した
阿部さん的看板

そこでフライドポテトとフランクフルトを先ほどの阿部さん看板と掛け合わせて「アッー!」とか申しつつ賞味し、いざ帰路に着こうかという矢先、狙ったように雨が降り出したのである。
雨が上がるまで雨宿りをしようかと話していたが、待っていても埒が明かないと考え、シグナルがレッドからグリーンへと変わる。真夏のウェットコンディション耐久レースの幕が開けたのである。


まずは1kmはあるかというストレート、アスファルトの路面にブロックタイヤが食らいつき、スリップすること無く加速。しかしスリップストリームに付いていた友達がタイヤからの飛沫にウィンドゥスクリーン(メガネ)に水滴が付き、視界不良。

ペースを落とし、車間距離を空ける事でそれを回避、第一コーナーに差し掛かるのであった。

コーナーを曲がり、また長いストレートを駆け抜ける。少し凹凸のある路面、水溜りを走ると泥除けを除けた飛沫が背中にかかって冷たい。既に着ているデサントのトレーニングシャツとウィンドブレイカーはずぶ濡れ。そしてあろうことかバーの左手グリップが抜け、バランスを崩しフレームに股間を強打してしまう。

少し痛みを抱えながらシケインとヘアピン、上り坂の複合コーナーを攻略し、緩やかな堤防沿いの狭くガタガタな道。跳ねる飛沫に砂が混じり、背中のバックパックが砂だらけになる。視界が雨と霧で狭まる中、右シフトレバーをアウターに入れる。

堤防の道を走破し、直角コーナーを曲がる。ここから終点の見えない橋の上を激走する。視界が悪く、バーのグリップもしっかり握れずトラクションがかかりにくい状態だが、歩道が広かったのが唯一の救いである。橋を攻略し、信号を待つのであった。

信号を待つ間、往来するクルマのドライバーは心配そうに、あるいは莫迦だなぁという表情をこちらに向けるが、気にせず信号のシグナルが変わるのを待つ。変わった瞬間、また長いストレートを駆け抜ける。

ガソリンスタンドの交差点を曲がり、歩道横幅一杯に広がった幌のある商店でピットイン、数分息を着く事に。友達のメガネのパーツが落ち、それを探し、拾い上げているといつの間にかほぼ雨は止んでいる。これはチャンスだと、ペダルを踏みだした。

銀行や郵便局、図書館などの建物が続く広い道路を走っていると、左にショールームが。そこにあったのはイタリアの跳ね馬と暴れ牛。そう、フェラーリF430とランボルギーニ・ディアブロであったのだ。

暫しそれらの戯れに魅了され、立ち竦む事数分。いざ走らんと踏み出した矢先、今度は織戸魂を秘めた、レクサス・IS-Fが後方から優雅に走って来た。それを追いかけつつ追い越しつつ、駅前に。そこから書店に向かい、予約していた涼宮ハルヒを買うのであった。

そこから見慣れた風景を流しつつ、冷える体を引きずりながら帰宅。実に1時間もウェットコンディションを体感し、見事走破したのであった。

ドライバーズコメント

Schnee4
「天気予報で夕方前に雨が降りだすという予報を思い出したのは丁度フランクフルトを食べている途中でした。それは置いといて、あの雨の中走破できたのは心強い友人が居たからだと思います。シティサイクルでも、あれだけ劣悪なコンディションを走破していた。その力強さに感銘しました!」

将来有望な走り屋
「アッー!」  


Posted by Schnee4  at 20:27Comments(3)爆走